矯正治療で親知らずはどうする?

  矯正治療で親知らずはどうする?

お役立ちコラムCOLUMN

2011.05.27

矯正治療で親知らずはどうする?

矯正治療で、親知らずを抜くかどうか?

これは、ケースにもよりますが、現代人はほとんどが顎の大きさがないので、抜歯をする必要があります。

万が一残したまま治療を終わらせてしまうと、矯正の保定の時期に咬み合わせがおかしくなったり、一番奥の歯の後ろ側に虫歯が出来てしまったりします。

これは後戻りではなく、親知らずを抜かなかったことによる、治療の不都合の結果といえるでしょう。

ですから、親知らずは、もう生えないと分かったら出来るだけ早く抜いたほうが良いです。

これは矯正治療をしない人でも同様です。出来れば学生の間に抜いておくのが良いでしょう。

親知らずを抜く理由は以下のとうりです。
1、歯が前の歯を押すことによって、歯列を乱す力をかけてしまう。
2、親知らずの位置によっては、手前の歯の後ろ側が歯周病になったり、虫歯になったりする。

また学生の時に抜いておくのが良い理由は
1、時間が比較的取りやすい。
2、体力があるので、感染などのリスクに抵抗力がある。
3、骨がまだ柔らかく、歯を抜きやすい。

といった事です。
難しい抜歯だとなかなか開業医では抜いてくれませんが、当医院では専門の経験豊富な抜歯のスペシャリストが、どのような抜歯も行ってくれます。

また、患者さんの都合も考え、出来るだけ、入院などしないで、当日で体力を見ながら出来るだけ多くの本数の抜歯を行っております。

大人になって、「どうして今まで抜かなかったの?」と思うような親知らずを多く見かけます。
高校生を過ぎたら、自分に親知らずがあるのか?生えてくるのか?
調べておいた方が良いでしょう。

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