噛み合わせ矯正とその効果

  噛み合わせ矯正とその効果

お役立ちコラムCOLUMN

2019.11.20

噛み合わせ矯正とその効果

噛み合わせ矯正(効果と方法)

当院が行う「噛み合わせの矯正」には次のような素晴らしい効果があるのです。
こんな効果があることも知らないで、「普通に矯正治療を受けていませんか?もったいない」です。
「成人矯正を経験した方の実に3人に2人が治療結果に満足していない」というデータがあります。これは「噛み合わせが治っていない為に満足感が得られない」からなのです。噛み合わせと歯並びの違いはこちら

当院独自の噛み合わせ矯正、5つの効果
1、噛むことが楽しくなります。
2、精神状態が安定してきます。
3、体力が向上し疲れにくくなります。
4、不定愁訴*1が消えてゆきます。
5、運気が向上します。

1、噛むことが楽しくなります
噛み合わせ矯正が上手くいくと、「噛みつぶすとが楽になり」、「意識的に力を入れて噛まなくてもとても噛みやすく」なります。何より「物の味が繊細にわかる」ようになります。これは筋肉と機能と噛み合わせの位置がぴったり一致しているからです。

2、精神状態が安定してきます
噛み合わせと、脳の働きとは密接な関係があります。治療が進むと、「脳の機能が活性化」し、「気分が良くなり」「脳の働きが活発」になり「頭の回転が速く」なります。敏感な方の場合「精神状態も安定して」きます。これはオカルトでもなんでもなく、噛み合わせを治しながら「頸椎のゆがみや筋肉のバランス、そしてエネルギーの流れ(経絡)を同時に整える」当医院だけの治療技術があるからなのです。

3、体力が向上し疲れにくくなります
噛み合わせ矯正で、顎の位置が治ると、「体のバランスが整い」、「姿勢が自然に良く」なります。筋肉のストレッチも行いやすくなって、自己養生でどんどん体調が良くなってきます。そのために行う治療ではないのですが、「見た目も若返り」「友人に整形を疑われる」ほど見た目が変わる方がほとんどです。

4、不定愁訴*1が消えてゆきます
現代人にとって最も厄介なのが不定愁訴、病院に行っても今一つ釈然としません。これらの疾患は「体のバランスの狂いとそれによる循環障害」、そして「エネルギーの流れと、エネルギーの過不足のバランスが悪い」ために起こるものです。当院では「物理的なバランスの狂いを噛み合わせで整え」、「エネルギーの問題も中医学などと連携して」解決し、ほとんどの不定愁訴に対応が可能なのです。

5、運気が向上します
これは私自身に起こったことや、治療後の患者さんを見て思うことです。私の場合は9年間、病院の移転先を探していたのですが、矯正をはじめ顎の位置を変えた2か月後に最高の立地の場所に引っ越すことが出来ました。
また、患者さんも自分の行きたかった留学先や、転勤、など、様々な願いが叶っており、治療自体の感謝だけでなく、それ以外のことでも感謝されるという誤算も何度もありました。

悪いものが取り除かれ、体のバランスが良くなるということは、宇宙からのエネルギーを取り入れやすくなり、さらに貯めて逃さなくなるのですから、当然と言えば当然と言えるのです。

噛み合わせの治療に必要な4つのPoint
1、3次元的に下顎の位置を変化させる。
2、顎周囲の筋肉にストレスをかけない治療。
3、正確なブラケット装着と治療後管理
4、全身のバランスを見ながら矯正治療をおこなう

1、3次元的に下顎の位置を変化させる
顎の関節は非常に特殊で、歯の位置や高さによって「3次元的に変化」します。また筋肉が緊張していると、顎関節が可動域が大きい2つの関節からなるため、「移動を起こしやすく」顎のバランスの乱れが全身に波及すると、元に戻すことが非常に困難になります。我々は「顎の理想的な位置を検証した上で3次元的な高さと位置を決め」その位置で歯が噛みあうように移動を行います。

2、顎周囲の筋肉にストレスのない治療
①デーモンブラケットを使った矯正治療
顎の筋肉が緊張していると、正しい顎の位置に顎が収まりにくくなります。「顎の筋肉にストレスをかけない」ようにデーモンブラケットなど、「負担の少ないブラケット」を使用する必要があります。

②歯の治療が全てされていることが必要
根の病気や虫歯、埋伏歯などがあると、顎の筋肉にもストレスがかかり、生理学的な顎の位置への移動が難しくなります。お口の中の不具合(歯の汚れなどを含む)が「すべてきちんと治療されている」必要があります。

3、デーモンブラケットとワイヤーベントだからできる非抜歯
当医院の採用しています「噛み合わせを治す矯正治療」では、デーモンブラケットの特性を100%引き出し「歯を引き出しながら歯を起こす治療」を行うのでほとんどすべての症例で「歯を抜かない矯正」が実現できるのです。

3、正確なブラケット装着と治療後管理
ストレートワイヤー法では、ブラケットは正確に位置づけなければ歯が噛み合いません。位置づけが悪いと特定の歯が当たり、それを避けようとして顎の位置をずらしてしまいます。正確なブラケットの位置決めと装着が必須になのです。私たちは「白須賀法」*2を用いて「ブラケット装着用のトレー」をドクター自ら作成しています。
また治療終了後も「OSAMUリテーナー」*3で矯正後の後戻りを最小限に抑えます。

4、全身のバランスを見ながら矯正治療をおこなう
噛み合わせを変える矯正治療では、「体のバランスが変化して生理的な顎の位置に影響を与え」ます。私どもは「身体と歯の治療を並行して行う」ことで、治療ごとに身体にも顎にも負担のない生理学的な顎の位置へと噛み合わせへと移動させてゆきます。そのため一「般的に行われる矯正治療よりも治療期間が長引く」ことがあります。

「噛み合わせ矯正」が普及しないわけ
現在一般的に行われている矯正治療では次の3つ理由で、本当に噛み合わせが治るという保証は無いと言わざるを得ないのです。

矯正で噛み合わせが治らない理由
1、歯科大学で生理学的に正しい顎位の理論*4が確立していないため、教育されていない。
2、1、に関連し、正しい顎位を採得する技術を持つ人がいない。
3、正しい顎位に歯を動かす矯正治療の手法が確立していない。

 

1、生理学的に正しい顎位の理論が確立していない
生理学的な正しい顎位は、大きく分けてナソロジー*5シークエンシャル咬合*6という2つの理論で治療が行われてきたました。しかし、いずれのテクニックにおいても治療結果は芳しくなかったのです。というのも「生理学的に正しい噛み合わせの位置は体のバランスでも変化する」(私自身が整体、オステオパシー、氣功治療を受けて気が付いた)ので、「歯や顎だけでなく、全身を治療することによる調整」を複合して行い、変化を見ながら微調整する必要があるのです。上記2つのテクニックはいずれも「顎周囲だけしか検査しない」上、「身体のバランスが変わると顎位も変わる」という最も重要な事実に気づいていないという欠陥があるからです。私は東西を問わない伝統療法を徹底的に研究し、「全身のバランスを整えながら、微調整をしながら噛み合わせを修正する技術」を確立したのです。

2、正しい顎位を採得する技術を持つ先生がいない
1、と関連して、理論が確立していないため、まず、正しい顎位を採得できる先生非常に少ないと言えます。また体とのバランスを考えて噛み合わせの治療を実践できる先生は殆どいないと言ってもよいでしょう。

3、正しい顎位に歯を動かす矯正治療の手法をもたない
もし正しい噛み合わせの採得法がわかったとしても、歯が常に移動する矯正治療では「生理学的な顎の位置で歯が噛むように移動させる」技術は非常に難しく、また1、にあるように「噛み合わせの治療で体のバランスも変化」し、それがまた「生理学的顎の位置に影響を及ぼす」ため、常にチェックしながら噛み合わせ移動させる必要があり、治療技術はさらに複雑で困難になります。私どもは10年以上の研究と治療技術の改善で「その技術をすでに完成」させているのです。

 

*1 不定愁訴・・原因不明の症状で、様々な体の場所に多種多様の症状が現れること。
*2 白須賀法・・東京歯科大学の白須賀先生が開発した、ブラケットを正確に位置決めし歯に装着する方法。模型をもとにブラケットを装着するトレーを製作する技術で、今までで最も精度の高い方法である。
*3 OSAMUリテーナー・・吉井先生によって開発されたリテーナー装置で、矯正後の歯の移動を制限できる優れたリテーナー装置
*4 正しい顎位の理論・・顎位とは上顎に対する下顎の3次元的な位置関係を表し、当医院の方法では、「骨格・筋バランス位」呼び、咀嚼運動(ものを噛む運動のこと)だけでなく身体の骨格バランス、筋肉の緊張をひき起こさないバランスの取れた下顎の位置を言います。

一方、歴史学的にみると、ナソロジー*5、とシークエンシャル咬合*6とがあるが、わたくし自身は長年の研究と検証の結果この2つの理論はともに不完全であると判断しました。
*5ナソロジー・・アメリカで正しい噛み合わせの位置の定義を探求した学派で、下顎頭が下顎窩内の前上方位であると 定義されています. 咀嚼筋のリラックスした状態において下顎頭が 下顎窩内に安定して存在する位置とします. こ の状態の下顎頭は,下顎窩内のほぼ中央に位置 します。しかし、この手技による治療結果は多くが芳しくなく、呼吸が苦しいなどと訴える患者さんも多く、現在は定義自体も2転3転している。
*6 シークエンシャル咬合・・ヨーロッパで噛み合わせの定義を探求した学派でキャディアックスという全調節性咬合器用の機器を使った測定結果らか導き出す。日本では神奈川歯科大学などで研究されているが、治療結果は芳しくなく、多くが最終的に歯を補綴(被せる)ことで修正されているので、歯を削ることがほとんどである。

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