- 2011.04.19
(矯正治療)インダイレクト法比較
矯正治療において、特にストレートワイヤー法になってからは、ブラケットをどこに着けるのか?
そしてどれだけ正確に歯に接着できるかが非常に重要になってきました。
そんな中で、インダイレクト法は、矯正治療の中で最もメジャーな方法となってきました。いかに正確に模型上に仮付けし、それをいかに正確に歯に着けてゆくかが、矯正治療の成否を決めてしまうからです。
しかし私もそうでしたが、様々なインダイレクト法を試してみましたが、ブラケットを着けてもすぐ取れてしまったり、正確な位置に着けられなかったりと。四苦八苦した揚句、結局、ダイレクト法に戻ってしまったりしました。
しかし、白須賀法は全く別の次元で成功を収めることが出来ます。
白須賀法はブラケットを正確に着けさえできれば自然に歯が並んできますし、上下の歯も咬んできます。
ですから今のブラケット装着法の中で白須賀法が最も優れていると言えるでしょう。
しかし、やはり習得が難しく、白須賀先生に技工をお願いしていらっしゃる先生もいらっしゃるようです。
私も一時期そうしようとも思いましたが、自分で技工をすることに意味がある(自分の治療へのフィードバックがある)と考えてやり続けました。
白須賀先生の熱心な指導のおかげで、今は本当にうまく(自分なりの評価ですが)いくようになり、治療期間と治療にかかる時間がが格段に短くなりました。
やはり技術を習得するのは歯科医にとっては非常に重要なことだと思います。
しかし、その白須賀法も、かみ合わせの制御はできませんから、それはまた別の技術で治してゆくしかありません。
しかし、白須賀法で並べ、かみ合わせを合わせてゆくと、体調が恐ろしく良くなってきます。
これは当医院で通院されている患者さんほとんどすべての方が感じるので、やはり白須賀法だけでなく、咬み合わせも治すのが、本来の矯正治療といえるのでしょう。
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