- 2011.06.04
矯正治療ベストな方法は?
矯正治療は最近では様々な種類の道具や材料、方法が出てきています。
確かにいろいろな方法はありますが、治療にベストな方法はそう多くはありません。
たとえばクリアライナーと言って、マウスピースのようなクリアーな装置を使った矯正治療、これは見た目には良いのですが、治療できる症例が限られています。
またかみ合わせを治すことはほぼ不可能です。
歯医者さんの側からみると、上下の型と、かみ合わせだけとって、技工所に出せば、患者さんに入れる装置が出来あがってくるという仕組みですから、非常に楽ですし、めんどくさい技術を勉強する必要もなく、極めて導入しやすい治療法です。
ですから本気で歯を治そうと思っている方は辞めた方が良いと思います。後でどんな問題が起きるかわからないからです。
また裏側矯正も、難しいと言わざるを得ません。多くは書きませんが、裏側矯正は見えない事以外にメリットはないと言えるでしょう。
最も一般的な方法は外側にブラケットを付ける方法ですが、これもなぜか、一番良いのは、全て金属でできたブラケットを使った方法です。
金属は、歯と当たっても、適度にしなやかなので、相手の歯を痛めませんし、何より、加工がしやすいので、理想的な形にすることができ、ワイヤーとの滑り抵抗も少ないので矯正治療に非常に適していると言えるでしょう。
歯の矯正治療といえば、本来は顎の位置を適切な場所へ持って行く必要があるので、そういった面では、歯にかかる力は強すぎないほうが顎が緊張しないので、なるべく柔らかでしなやかなワイヤーが良いと思います。
最近テレビでも話題になっているゴムメタルなどはその好例でしょう。
いずれにしても矯正治療は日々進歩しています。ホームページなどで良く調べ、取られている治療法が新たしい医院で治療を受けた方が無難です。
歯科の先生はとかく、昔、学校で習った事を盲信し、30年ぐらい前の治療をそのまましていることも意外に多く、「え!今どきそんな治療しているの?」といった事も少なくないのです。
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