- 2019.07.26
機能的なかみ合わせとは?
あなたはお家の雰囲気を変えるため、玄関に最高の扉に交換しようとします。玄関の扉枠も塗り替え、扉も来ました。早速はめようとしましたが、蝶番の位置がずれていて扉が引っ掛かり、閉まりません。さてどうしますか?
これはそもそも設計が間違っていたからです。どんなにきれいな扉で、どんなに素晴らしい玄関でも、蝶番の位置がずれていては扉としての機能は果たしません。見た目が良いのでしばらく様子を見ますか?しかし、いずれ扉か扉枠が痛み時間が経てば経つほど修理は難しくなってしまうでしょう。
歯の治療も同じことが言えます。どんなにきれいな歯並びになっても、結局治したのは見た目だけ、噛み合わせが合っていなければ、いずれ顎の関節が痛んだり歯が壊れてゆきます。さらにひどい場合は体のバランスまで崩れてしまうとんでもない事態が起こり、ますますリカバリーが難しくなってしまうのです。
つまり噛み合わせが治っていない矯正治療は、きれいな扉を用意し、扉枠をきれいに塗っただけの作業です。それが果たしてプロの仕事と言えるでしょうか?
実は日本の歯科矯正は、ほとんどはそのような治療しかできていないのです。特にマウスピース矯正はその代表で噛み合わせを治すことができない治療法なのです。
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