噛める入れ歯、体のゆがみも治る入れ歯

  噛める入れ歯、体のゆがみも治る入れ歯

お役立ちコラムCOLUMN

2008.03.23

噛める入れ歯、体のゆがみも治る入れ歯

かめる入れ歯とは?

かめる入れ歯とは一体どういったものでしょうか?
入れ歯は噛めないというのが多くの人の悩みです。しかし、これは入れ歯の作り方に問題があるから噛めないのです。

私どもは、10年以上にわたり入れ歯の難症例を克服してきました。
多くの場合、歯がありながらかみ合わせの治療でおかしくされてしまったり、
歯の治療を怠ったためにかみ合わせがおかしくなってしまったり、
あるいは歯ぎしりのせいで歯が移動して噛みあわせがおかしくなってしまった患者さまたちです。

これらの患者さまの入れ歯は実は難しく、自分でもどこで噛んでよいのかわからなくなっています。
そこで、ある程度遊びのあるモノライン(フラット咬合面人工歯)を使って入れ歯を作成します。
この入れ歯を使っているうちに、患者さまの正しいあごの位置が決まってゆくのです。
その時、骨格自体も変化が起こります。
DSC044501.JPG上の写真が入れ歯に使う特殊な人工歯です。かみ合わせの面はフラットです。
IY3B9976.jpg実際に院長が入れ歯を作っているところ
DSC044491.JPG上の写真は、この入れ歯をかませたところ。
DSC044481.JPG

上の写真は、多少顎の位置が変わってもかみ合わせが維持されていることを示しています。
この入れ歯は製作が難しく、かみ合わせを合わせる作業が困難です。ちなみにその作業は私自身(院長)が行っています。
入れ歯のかみ合わせの調整は紙やすりで行います。この入れ歯が作れる人は残念ながら、日本にはほとんどいません。
私自身も、医科歯科在学中、アメリカの大学を卒業された先生に教わりました。
医科歯科にはこれだけの技術を持った先生は当時いらっしゃりませんでした。

なぜこの入れ歯が調子がよいのか?

この入れ歯は、実はアメリカではすでに優秀な歯科医なら誰でも作れる入れ歯で、モノライン(0度臼歯)と呼ばれる特殊な歯を配列します。
この入れ歯であれば、どんなに難しい症例でも、痛みが出ることはほとんどありません

アメリカでは当たり前の入れ歯でも日本では、学んで技術を持ち帰る先生がほとんどいらっしゃらないので、できる人が非常に少ないと思います。
この入れ歯の場合、かみ合わせの調整は一切しません(というかできません)。入れ歯が当たる長い部分のみ調整しますが、1回か2回で終了し、そのあと痛むことはほとんどないので、ほとんどの患者さまに驚かれます。

しかし入れ歯の極意はかみ合わせにあるのですから、このような特殊な歯を使えば当然のことと言えます。

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