- 2014.03.25
CTスキャン
当医院では2014年1月よりCTスキャンを導入いたしました。CTスキャンによってより正確にお口の中全体を診断できたり、矯正治療における根の方向や、根管治療においてはレントゲンでは発見できなかった根の位置や向きをより正確に診断できるようになりました。下画像のように3Dで根の状態を確認できます。当医院では主に頸椎と顎の3次元的な位置の確認、埋伏智歯の位置、矯正治療での根の方向確認(160cmモード)、根管治療の根の状態確認(詳細モード)にCT撮影活用しております。モードによってスライスの幅がちがいます。
下の写真は根管治療に用いる詳細モードです
下の写真は矯正や顎関節症の診断に用いる広範囲モードで、頸椎のゆがみの診断等に使っています。左の像では頸椎は正常に近いのですが、右の像では頸椎が全体的に歪んでいます。このような診断がCTのおかげで、できるようになりました。
私がこのCTを選んだ理由
1、開業医が無理せず買うことができる価格である。
2、矯正用の頸椎が撮影できる広範囲のモードがある。
3、根管治療用の詳細モードのボクセルサイズ(スライスの幅)が最も小さい(65μm)
であるため、すべての診断でCT撮影使い尽くす当医院の治療に向いています。
当医院ではCT撮影を
埋伏智歯の位置確認
矯正の際の個々の歯の根の植立方向確認
頸椎の状態の確認、顎の変位の状態
歯周病の確認
根管の詳細を確認
に使っています。
他のメーカーのCTは詳細モードでもボクセルサイズが十分でない、あるいはボクセルサイズが十分でも頸椎まで写るモードがないなど、機種によって機能の偏りがあったためです。
詳細でも広範囲でも同じ装置で撮影できるRF社のCTがあったことは当医院にとっては救いでした。
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