- 2016.04.10
顎関節症になりやすい人、なりにくい人
ところで、かみ合わせを変えられても、まったくなんの症状も出ない人と、強い症状が出てしまう人とがいます。この違いは患者さんの感受性の違いにあります。
顎関節症になりやすい人はエンパス体質とも呼ばれ、共感能力が高く、純粋な心を持った人が多いです。
しかし、いくら純粋だからといって、自分が周りに影響されてばかりいては自分の精神状態まで不安定になり、かえって周囲の人に迷惑をかけてしまうこともしばしばです。自分の体質を理解し、それをどう克服してゆくかを理解する必要があるのです。
顎関節症になりやすい人
1、神経質であったり、こだわりが強い性格である
2、まじめで几帳面な性格である
3、人混みや、混んだ電車が苦手である
4、感性が鋭く、勘が鋭い
5、感情の浮き沈みが激しい
6、おなかの調子を崩しやすい、すぐ風邪をひく
7、好き嫌いが激しい(人や物にたいして)
顎関節症になりにくい人
1、楽天的である
2、感情が安定している
3、誰とでも話を合わせることができる
といったもともと持っている感受性の違いが顎関節症になりやすい人か、なりにくい人かを分けることになります。
顎関節症になりにくい人は、相手の感情などに左右されにくく、自分をコントロールする能力に長けています。しかし場合によっては直観力などの能力が劣っていることがあります。
顎関節症になりやすい人は一般的にまじめで敏感(過敏症ともとられる)な性格のことが多いのです。
私の観察してきた経験によると、顎関節症になりやすい人は他の体の症状にも敏感で、すぐに病院に行くので、早期発見や、早期治療をすることになるので、敏感なことが健康状態を維持するのに役に立つことがあります。
一方顎関節症になりにくい人の場合、重篤な疾患に気が付かなかったり、無理がきくので健康状態をかなり悪化しても放置してしまい、「急に入院」といったことも少なくありません。
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