金属アレルギーの症状

  金属アレルギーの症状

お役立ちコラムCOLUMN

2009.12.18

金属アレルギーの症状

最近非常に多くなってきているのが、金属によるアレルギーです。
当医院を訪れる患者さまのうち数パーセントの方が金属アレルギーを持っております(数パーセントは一般的な歯科医院より多い数字だと思います)。金属アレルギーのある方の場合、アレルギーの出る金属の種類にもよりますが、金属を用いた虫歯の治療はもちろん、インプラントなどを行うことも難しくなります。

当医院では、希望する方や、金属アレルギーが疑われる方にはパッチテストを行い、その結果から判断して治療方針を決定してゆきます。
下はパッチテストに使用される薬剤と、パッチテスト用のシールです。

パッチテスト用シール

パッチテストで現れる症状はまちまちです。体がだるかったり、貼った部分でもアレルギーがある物質では赤くはれ上がったり、かゆみが出たりすることがあります。
下の写真は金とプラチナにアレルギーがあった患者さまパッチテストの結果の写真です。

金属アレルギー

下の写真はレンジという樹脂にアレルギー反応がある患者さまの写真です。皮膚がただれたようになってしまいました。

金属アレルギー

金属アレルギーの原因金属がお口の中にあるとどうなるの?

パッチテストでかゆい程度の反応であれば特に問題はありません、しかし腫れたりひどいだるさなどが出たばあい、金属アレルギーがある可能性が高く、お口の中に入っている金属によっては、皮膚や頭など弱い部分にかゆみなどの反応が出たり、集中力がなくなるなどの弊害が出ます。

また手の先や、指の間などの皮膚の弱い部分にぷつぷつした皮剥けが起きたりします。
本当にひどい場合はアトピーの症状が出ることもあります。

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