- 2011.04.16
歯科医療も二極化?
歯科治療は非常に治療技術の進歩が速く、実際に最先端の技術についてゆくのは容易なことではありません。
このような状況で歯科医院も二極化の様相を呈しています。
オートクレーブなど滅菌装置など治療の最も基幹的な装置にお金をかけて環境を整えているのかどうかも、大きな違いとなってきています。
クラスBのような確実な消毒滅菌が出来る機器ですと、価格も80万以上もし、10年で機械の性能を維持する定期検査だけで10万近くかかります。
一方、ここまでの機械では無ければ、価格も30万でメンテナンスも費用がかかることはあまりありません。
しかし、目にははっきり見えない安全に重きを置いている先生はこのような投資を積極的にやっていると思いますし、実際そうでない医院と大きく水を分けてきているようです。
治療に使う材料も、たとえば矯正装置では、デーモンブラケットと、普通のブラケットでは価格が3倍以上も違います。
しかし、それだけの価値があるから買うのですから、それだけの装置を使っている先生ははやりそれなりの技術を持っているのではないかと想像させます。
なぜなら、出来るだけ安いコストで治療した方が経営的にはメリットがあるからです。
実際今の世の中、コスト無しに良い結果を得ることが難かしくなってきている言えるでしょう。
これからはこのような歯科医院の二極化の傾向はますます強くなるでしょうから、歯科医院を選ぶにしても慎重に調べる必要があります。
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