- 2011.04.27
体に優しい歯の治療を!
歯の治療は出来るだけ体に優しい方がよいに決まっています。
では体に優しい歯の治療とは一体どんなものでしょうか?
矯正でいえば、強い力をかける歯の矯正、これはよくありません。ワイヤーを曲げる矯正治療は出来るだけ必要最小限で、また行うとしてもゴムメタルのような弱い力をうまくかけれるような特殊なワイヤーを使うのがよいでしょう。
また歯を多く削る、それも避けなければなりません。私共が審美治療をメインにしていない理由も、審美治療は歯を多く削ることが多いからです。セラミックや前装冠(見える部分を白くした被せもの)は大きく歯を削るので、あまり好ましくありません。
またレジンのようにもちが悪い材料も理想的とは言えません。
結局何度も治療する羽目になるので、見た目上仕方がない、前歯の見える部分などに限るべきでしょう。
最も体に負担がかかる治療はやはりインプラントでしょう。
入れ歯が上手にできればインプラントが必ずしも必要ないと私は考えるのですが。
少なくとも、インプラントを何本も打つ必要性はないでしょう。
骨の中に入ったインプラント体は一生骨の中で、本人にははっきり気が付かないストレスをかけ続けるのです。
体に優しい治療をよく考えてみてください。
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