かみしめは現代病

  かみしめは現代病

お役立ちコラムCOLUMN

2010.03.23

かみしめは現代病

現代人は、昔の人では信じられないほどの過度のストレスにさらされています。

実際100年昔の人が現代で生活をしたら、3日も持たないでしょう。
実際、心療内科に訪れる人も非常に増加しているようです。

過度のストレスは、体中の筋肉を緊張させます。とくに脳が緊張すると首や後頭部の筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや首の痛みを引き起こしている気がします。

また奥歯をかみしめることによって、顎が奥に入り、かみしめが深くなる傾向があります。

最近では子供までそのような傾向が表れています。

矯正歯科の講習会などに行くと、セファロと言って、横顔を撮影した写真がよく出てきます。
昔に行われていた矯正治療にいらしていた患者さんには、ストレートネックや逆ぞりの首の写真の症例など全くありませんでした。

しかし、最近治療をしている症例では、ストレートネックや逆ぞりの症例が非常に多くなっており、首の状況が以前と違っている傾向が非常に強いと感じます。

また顎を前に出したり、奥歯を高くすると、首の状態も良くなってゆくので、かみ合わせと首のそりとはかなり関連性が強いことがわかります。

首のそりが出てくると、患者さんの首の痛みなどの訴えはほとんどなくなってきます。

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