ここが違う技術と材料

  ここが違う技術と材料

お役立ちコラムCOLUMN

2019.11.20

ここが違う技術と材料

結果が変わる4つのPoint

虫歯の再発を防ぎ、安定した治療結果を得るためには、下記の4つ科学された治療のPointは外せません。

1、歯を細菌から隔離「ラバーダム」水の管理。
2、虫歯だけ染まる「カリエスチェッカー(齲蝕検知液」でしっかり確認。
3、「ルーペ(拡大鏡)」で治療と確認。
4、「耐久性、生体親和性の高い材料」で治療。

1、「ラバーダム防湿」による感染対策
虫歯の治療で歯を削る行為は外科治療と同じ手術です。手術する場所は清潔でなければなりません。「ラバーダム防湿によって歯を口の中から孤立」させ、「器具は清潔に管理されている」ことはもちろん、「タービンから出る水やエアーの清潔管理」がなされていなければ良好な結果は得られないのです。

2、虫歯染め出しにカリエスチェッカーを用いる
どんなに熟練し他歯科医でも、虫歯を取り残さずに治療が完璧にできるわけではありません。科学的根拠に基づいた「カリエスチェッカー」(齲蝕検知液)*を使って虫歯を染め出し、完全に取り除く必要があるのです。

*齲蝕検知液・・・虫歯を染め出すための染色液、歯を染色する際はラバーダム防湿下の乾燥状態であることが強く推奨されます。

 

3、ルーペ(拡大鏡)を使って治療
歯のように細かい部分の治療ではルーペを使った治療が必須です。「虫歯の取り残し」や、「隣在歯を傷つける」こと、「不適合を生む形成(歯を削ること)のミス」、を防ぐことができるのです。

4、安定性、生体親和性の高い材料で治療
歯科材料は、長期間の耐久性と、適合性が保証されている必要があります。 歯科医学の歴史学的にもっと信頼性の高い、「アマルガム、ゴールド(メタル修復)が治療材料の第一選択」となるのです。
右の症例は、違和感を訴えたにも関わらず、放置された歯を治療すると、たくさんの虫歯が発見されました。上記「4つのPointを全て押さえた治療を行う」ことで、不快症状はすべて消失しました。

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