- 2010.04.19
感染を患者さんから守る特殊機器-5つの秘密
1、世界標準オートクレーブ(クラスB対応)詳しくはこちら
滅菌可能な器具はすべてLISA(世界標準オートクレーブ-クラスB対応)で滅菌しております。滅菌したものは専用の袋もしくはラップに入れられたまま保管されます。滅菌状態はあけたり、破けなければ、永久に維持されます。
オートクレーブはクラスB(ブリオンなども不活化できるもの)対応の器械です。当医院では故障に備え、予備のオートクレーブ(LISA)を2013年に追加購入いたしました。
2、LISALOG詳しくはこちら
当医院では日本で初めてLISALOGを導入いたしました。LISALOGとは、今まで感熱プリンターで印刷を行っていた滅菌データをテキストファイルとしてLISALOG内のメモリーに記憶させて管理いたします。LISALOGで記録したデータはサーバーにコピーし、記録として当医院に保存します。
このデータがあれば、いつ、どのような滅菌を行った器具を誰に使ったかが記録が残り、記録の参照が可能になるのです。
(ちなみにヨーロッパでは滅菌データの保持はすべての医院に義務づけられています)
3、酸性水生成器詳しくはこちら
当医院では2000年にはじめて酸性水生成器を導入し、以来手洗いと、歯科用ユニットに強酸性水を使ってまいりました。
また2011年には、機械を最新式のものに取り換え、さらに軟水器を導入しました。
酸性水生成器に軟水器を通った水を供給することによって、安定した酸性水を作成できるようになりました。
さらに2014年には、万が一の故障のために予備の酸性水生成器のを導入し、特殊な配管で、急な故障にも対処できるよう特殊配管設備を作成いたしました。
4、殺菌エアーフィルタ-
診療で使用するエアーは、圧縮空気(コンプレッサー)を使用しているため、さびやオイルを含み汚れています。
これら汚れを取り除き、診療に影響の少ないエアーを供給する必要があります。
当医院ではエアーをマイクロミストフィルター、スーパーミストフィルター、活性炭フィルターに通すことによって、0.01μmまでの汚れや、油を取り除きます。
根管治療で根管内を乾かしたり、あるいは虫歯の際に水やエアーで歯を洗う際、強酸性水と併用することによって、二次感染をほぼ100%防ぐことが可能になるのです。
5、酸性水手洗い装置
当医院では、スタッフが手を洗ったり、必要な酸性水を取りやすいように、酸性水専用流し台があります。
この流し台の下に、常に50lの酸性水が貯められ、随時使用されています。器具なども患者さまの体液が触れるとすぐに強酸性水で洗っています。またユニット、ビニールで覆うことができない部分は、強酸性水で拭いて消毒しています。
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