- 2018.07.30
矯正治療後に関するご質問
Q1、噛み合せを治した後、後戻りが起きませんか?
A1、矯正治療後、後戻りをしないかときかれれば、まったく後戻りしないケースは非常に稀といえます。特に顎関節症を発症するような患者さんの場合、非常に繊細かつ敏感で、外界からのストレスで顎がねじれたり、歯が移動したりしやすい傾向があります。
しかし、当医院で行う矯正は、歯の移動量が場合によっては1センチ近くなることも有り、それを1年以上の期間をかけて移動してゆきます。矯正治療完了後たとえ後戻りしたとしても、そこまで戻ることはまずありませんので、以前のような体調が悪い状況まで戻ることはありません。非常に稀に体調が良くなったことで、毎日徹夜したり、ひどいスケジュールで海外出張を繰り返した人が、後戻りをしてしまったことがありますが、そのような体調管理は、敏感な体質のかたは絶対に行うべきではありません。
当医院で矯正治療を行い、終盤に差し掛かった患者さんの多くが、もともとの体調に戻るのを恐れてブラケットを外すことをためらわれます。しかし、外してしまうと、外す前より体調がさらに良くなるため、自分の不安が払拭され安心される方がほとんどです。
ただし、リテーナーの装着や、体調管理などの、後戻りを防止する対策は欠かさないほうが無難です。敏感な方は矯正治療が終わっても、こまめなチェックアップと、メインテナンスを欠かさないことが大切です。
RECENT POST
-
2020.12.31
歯科医療関係者向け【目次】
-
2020.12.31
メインテナンス【目次】
-
2020.12.31
親不知の「抜歯」 【目次】
-
2020.12.31
顎関節症の治療(どんな病気?どうやって治す?)
-
2020.12.31
根管治療 【目次】
-
2020.12.31
修復治療(質を考えれば答えはシンプル!)
CATEGORY
- 咬合治療
- 機器
- 4ハンドシステム
- 医院について
- エネルギー治療
- 物理的歯科治療
- 口腔外科
- 6つの治療の統合治療
- 歯科における感染予防
- マネジメント
- 自由診療
- 保険制度
- インプラント
- 求人情報
- COLUMN
- 全身と歯の関係
- 矯正治療
- 修復治療
- 根管治療
- 顎関節症
- メンテナンス
- 患者様の声
- FAQ
- 歯科医療関係者向けコラム