- 2014.09.10
- 全身と歯の関係
身体のゆがみは運気まで下げる
噛み合わせの治療をして15年以上の年月が経ちますが、治療をしてゆくと患者さんの運気が変わると感じることをしばしば体験します。
不妊治療をしていた人がすぐに子供を授かったり、仕事で海外に飛躍する人がいたり、結婚が決まったり・・。
まあ人生のタイミングもありますから、たまたまそのようになることもあるでしょうから、あまり、気にはせず、「この人がいろいろ良くなって本当によかったなあ」程度に思っています。しかし、患者さんがかかった費用に対して結構満足してくれているのはそのような「歯と関係あるの?」と思うことも何となく実感しているからかもしれません。
しかし、よく考えてみれば、「口の中は虫歯だらけ、炎症だらけ、かみ合わせはずれて体もゆがんでいる。」こんな状態で運気が上がるわけもありません。
人間は食べて生きているだけではありません。太陽や、大地のエネルギーをもらって生命エネルギーを維持ていると私は考えます。ですから顎や体が歪んでいれば、それらを十分に取り入れられないし、体の中でうまく回すこともできないと考えるのです。
電車でいろいろな人の顔を観察しても、完全に左右対称な人は少ないし、バランスのとれた体を持っている人はなかなかいません。
顎が極端に右や左、後ろに曲がっていて運気が良くなるもありませんし、顔も歪んできますからその人の印象も良いとはいいがたくなります。私の経験ではこれらのゆがみを治してあげると、顔はもちろん変わってきますが、体を流れるリンパや髄液の流れ、血流が変わってきますから、当然顔色までよくなって、その人のイメージが変わり、精神的にも快活になってきます。
これは矯正治療がうまくいった患者さんを見たことがある人であればだれでも否定しないことだと思います。
歪んだままでは最後は病気にまでなってしまいますが、病気にならなくても「どうも体調が今一つである」、といったことはこの歪みが原因であることは間違いないでしょう。
いつもおなかがすぐ痛くなる、体力が続かない、集中力がない、などのような病気とは必ずしも言えないこともゆがみと関係していると私は確信しています。実際患者さんが治っているのも経過として見います。
そういった意味で、かみ合わせのゆがみ、そして体全体のゆがみを取る治療こそが、これからの本当の医療といえるのではないでしょうか?もちろんその為には、ゆがみを直す治療法の方法論をきちんと確立必要があると思います。そういった意味でCT撮影は私の助けになっているのです。
今までのような、「病気になってから手術をする、薬を出す」このような治療では本当の健康を実感することはできないと思うし、今後医療費が減る可能性はきわめて低いでしょう。しかし、医療はこのような目に見えた結果のでた病気の処置以外には全く無力です。
というか、顎や身体のゆがみなど診断の対象ですらありません。これからはそれらを取り入れた治療が行われるべきだと思うのです。
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