- 2010.08.12
- 顎関節症
顎関節症の始まりと治り方
顎関節症は、本人がそれと気がつくのはあまり簡単とは言えません。
そこで顎関節症の特徴をいくつかあげてみましょう。
1、男性より女性に多い(症状に気付くという意味で)
2、女性は30代頃より、男性は40代頃より発症する(当院では厄年近辺の方が多い)
3、首の痛み、肩こり、背中がパンパンに張る、人によって腰痛などの症状が出る
4、むち打ちを経験した人の症状はひどい
5、歯ぎしりがひどくなる
これらをみると、歯に現れる症状はむしろまれで、どちらかといえば、「年のせい?」と思ってしまうような症状ばかりです。
私もつい最近まで「このつらさは、歯医者という仕事のせいか、年のせい?」と思っていましたが、さすがに辛すぎて日常生活に支障をきたすまでになったため、整体に通うようになってから、実は顎関節症だったことに気がついたのです。
非常に上手な整体やカイロプラクティックス、オステオパシーなどに行けばある程度症状は緩和できるのですが、本格的に治すためには歯の治療が絶対必要だと思います。
なぜなら、
1、整体等に行った患者さんでも歯を治すか治さないかでその症状の改善の質が違う。
2、整体等に行かなくても歯を治すと劇的に首の痛みや肩こりが治り、腰痛がなくなることが多い
3、整体がゆがみを直しても、顎が曲がっていると比較的短い期間で元に戻る。
などの事実から歯の治療が非常に重要だと考えられます。
日常生活で、ゆがみを感じたり、首の異常なコリを感じたら歯の治療もぜひ考えるべきです。
実際当院で治療を受けて、生活の質が大幅に変わった人をたくさん見かけます。
これは私どものやる気を大いに刺激してくれます。
最近付加的に効果が期待できるものに次のようなものがあります。
1、生理痛の改善
2、ドライマウスの改善
3、目の痛みの改善
4、手のしびれ、痛みの改善
5、眠りの質の改善
などです。
RECENT POST
-
2019.11.21
歯科医療関係者の方々へ
-
2019.11.21
歯科医師教育
-
2019.11.21
新着情報(歯科関係者の方々へ)
-
2019.11.21
求人が忙しくて治療どころではない?
-
2019.08.13
歯科の麻酔について
-
2019.08.13
矯正治療で親知らずは抜くのですか?
CATEGORY
- インプラント
- 保険制度
- 自由診療
- マネジメント
- 歯科における感染予防
- 全身と歯の関係
- 6つの治療の統合治療
- 修復治療
- 根管治療
- 咬合治療
- 口腔外科
- 顎関節症
- 矯正治療
- メインテナンス
- 物理的歯科治療
- エネルギー治療
- 院長自身の治療経験
- 歯科医療関係者向け
- 歯科界の環境について
- 歯科医院の質とは?
- 歯科医師として・・
- 健康と歯科医療
- 治療技術に関する記述
- 生命エネルギー
- 本当の治療とは?
- 全てのカテゴリー