- 2011.11.09
- マネジメント
類は友を呼ぶ
私がいつも納得してしまうことわざに「類は友を呼ぶ」
と言うことわざがあります。
歯科医をしていて、様々な先生に出会いました。非常に人当たりの良い先生、初対面は非常に厳しい先生、おとなしい先生、うるさい先生、
しかし、結局、長い目で見て言えることは、まさしく「類は友を呼ぶ」です。
お金もうけに走っている先生は、どんなにきれい事を言っていても、付き合っている先生を見るとすぐにわかってしまいます。
あんな先生のところよく行くなあ???
と思ってしまう先生も残念ながらいらっしゃいますが、そこに通っている患者さんもよっぽど無知か、それなりの患者さんであることが多いです。
今はネットも発達しているので、ある程度先生の考えていることは分かるので、歯に対してそれなりの価値観や要求しかない患者さんが、それなりの歯科医院に通って、治療と言うよりむしろ破壊ではないかと思うような治療をされていても通い続けています。
はじめまじめだった先生もある日突然本性が出る場合もあります。
今は治療法は様々な選択肢がありますが、患者さんにとって最良の方法はそう多くの選択肢はないと思います。
当然、インプラントや、審美矯正、審美を求めた修復治療などはその範疇には入りません。
もちろん今の時代、前歯を金歯でという極端は言いませんが、歯のもちと審美性とはバランスを考慮すべきでしょう。
今、そのバランスも先生の倫理観が低くなって偏ってきている気もします。(そんな先生ばかりでない事を祈りたいのですが・・)
ろくに感染予防もしないで、最新治療を売りにしたり、治療技術も研鑽しないで、審美や、患者対応のサービス精神ばかり研鑽するなど本末転倒でしょう。
医療にはサービスの前に、倫理が必要になるのですから、この倫理観に欠けた歯科医療がはびこっている現実は不快以外の何物でもありません。
保険診療が崩壊しつつある日本の歯科では相手を選ばず。やたらに歯科医と群れてしまうと、それこそ、倫理観の無い「類は友を呼ぶ」になっていまうので、付き合う先生も精査して付き合うようにしています。
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