噛み合わせと首、頭との深ーい関係

  噛み合わせと首、頭との深ーい関係

院長ブログBLOG

2013.10.14
全身と歯の関係

噛み合わせと首、頭との深ーい関係

現代人は、昔の人とは違い、様々なストレスと戦わなければならなくなりました。大きな例は、寝不足や、ネット中毒、ゲーム中毒、食品などから摂取する危険な添加物などです。
それがために、昔では考えられなかった疾患が増えてきたのです。
多くの医者が治療がお手上げである、膠原病や、リューマチ、そしてアトピー性皮膚炎などが大きな例です。
また原因不明の疲労感や、虚脱感、精神的にやる気が起きないなどの、一見病気なの?と疑ってしまうような疾患が増えています。
しかしこのような疾患も歯の治療を含めたかみ合わせの治療を行うことによって治ることがわかってきました。
しかし、もともとの原因である、上記のようなストレスは取り除けるだけは取り除いておく必要があります。
さて、顎の位置が狂うと、実は、顎周囲についている筋肉が特定の部位だけ緊張を始めます、初めはそこだけが緊張していた状態も、その緊張が、ほかの筋肉にも波及し、最後はすべての筋肉が、無意識で全く力を入れていないと思っている状態でも緊張した状態になります。
これは首周囲の血行を妨げるだけでなく、頸椎などの位置転移をともない、第一頸椎、第二頸椎の後ろにある延髄を圧迫するさえあります。
これによって、首から下の機能は完全におかしくなります。
これらの問題は結果的には、良く老け顔、などと言われるような、エラが張り、瞼が下がった(眼瞼下垂と呼ばれています)顔貌へと変化させる要因にもなります。
かみ合わせを治すとともに、この筋肉の不均等な緊張をとりのぞいて行くと、今までの常識では考えられなかったことが起こります。
実際私が治療した経験では、足のしびれや手のしびれが治ったり、場合によっては、リュウマチや、アトピーまで改善したりしました。また人によっては喜怒哀楽の激しかったり、何かに固執しすぎる性性格まで改善したりします。
なぜそうなるのか?私もずいぶん研究してきましたが、最近やっと理由がわかってきました。
ここに大きく見て、かみ合わせの改善に伴い、あご周囲の筋肉の変化と、それによって首の筋肉と、脳脊髄系の循環、そして頭蓋骨の変化が関係しているのです。
これは、何名かの患者さんのCTやMRIの像を分析した結果わかったことです。
なぜこのような像を手に入れれたかというと、患者さんが原因不明の病気で、医者に撮影してもらったものを、私のところに持っていらっしゃったことが少なからずあるからです。
実際、私が診断すると、現在患者さんに起こっていることは、レントゲン像から容易に判断できるのに、医師は全く無力であったということです。。
なぜなら先生は今までの常識にとらわれ、私の考えるような観点で診断することが絶対にないからです。医師は問題ないと診断しますが、それは、腫瘍や血栓、ヘルニアなどがないだけで、それだけでは正常とは必ずしも言えないからです。
つまり、診るべきポイントを完全に誤っていたということです。
ほとんどの医師が、セルシンなどの精神薬や多種多様の対症療法薬を処方し、そのせいで、肝臓まで傷めてしまっている患者さんがほとんどでした。
少々ましな先生でも、漢方薬を処方するのが関の山で、とても原因追及をする先生は皆無としか言いようがありません。
これでは完全なる医療費の無駄と、行われている行為が、単に患者を傷つけるだけの行為になっている気がし、非常に残念でした。

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