- 2019.07.29
- 矯正治療
「見た目」と「噛み合わせの悪さ」の違い
「出っ歯」、「受け口」だけが悪い噛み合わせではありません。
歯がガタガタ、歯が重なっているが歯並びが悪いこと、出っ歯、受け口が噛み合わせが悪いこと、ほとんどの方がそう思っていらっしゃるでしょう。
しかし、本当の噛み合わせはもっと複雑で、見た目だけでは判断できないものなのです。
矯正治療を受け、歯並びもよくなり、出っ歯でも受け口でもなくなったのに、「顎の不具合や体調不良(顎関節症)」を訴えることが少なくないのは、実は見ためからはわからない噛み合わせの悪さがのこっているからなのです。
「歯並びも良くて、出っ歯でも、受け口でもないのに噛み合わせが悪いとは一体どういうこと?」と疑問に思うかもしれません。
実は上顎は頭の骨と一体化しているので、噛み合わせの位置が狂ってしまうのは下顎です。
奥歯の高さが低いと、見た目はそこまで悪くなくても下顎が後ろに下がり、横から見た顎の角度が急になります。
下のレントゲンを参照
左のように顎の角度が急な人は顎が奥に入りやすく、頚椎の形態まで変化してしまいます。つまり奥歯が低い噛み合わせといえます。
片方の奥歯だけ低くなると、顎が左右的に曲がります。こうなると単純ではない様々な体調不良が出てきます。(詳しくはこちら)
左は奥歯も前歯も低い噛み合わせ、右は左右で高さが違う噛み合わせです。
噛み合せが悪いと、顎が歪んで見えたり、顔が左右で非対称になったり、えらが張ってきたりします。
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