- 2016.04.03
- マネジメント
HSPと内臓と全身の関係、歯医者との関係
私自身、胃や腸、そしてすい臓などの異常や肝臓の疲労など、さまざまな不調を経験してきました。
そしてその経験から、お医者さまが必ずしも言及しないさまざまな臓器とストレスそして体質との関係がわかるようになってきました。
私の場合、初めて胃カメラを飲んだ時に逆流性食道炎と診断されました。
とくに食生活が悪いわけでもなく、お酒もほとんど飲みませんし、夜も10時までには寝ていましたから、何が原因か全くわかりませんでした。
そのころから自分がもともとHSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる過敏な体質だったことにようやく気が付いてきました。
後で気が付きましたが、私の場合は、このHSP体質のおかげで極端におなか周りの筋肉が固くなっており、常に胃にストレス性の緊張があったことが原因で逆流性食道炎を起こしていたのでした。
とにかくおなかの調子が悪かったので、おなか専門ののマッサージを受けたり、整体などでおなか周りを含めて緩めてもらっているうちにやがて逆流性食道炎は治ってしまいました。
その時に、コーヒーを飲むと、すぐに調子が悪くなるので避けていたのがいつの間に気にならなくなりました。
このころから、自分のさまざまな体調不良は全身の筋肉のこわばりにあることに気が付いてきました。
つまりHSP体質のおかげであらゆる筋肉が緊張しやすかったため、さまざまな臓器に障害が出やすかったといえるのです。
私の場合は、歯科治療を毎日しています。私自身もはっきりわかっていなかったのですが、歯科治療は非常に体がきついです。姿勢が悪いからではなく、人間の口や歯の中からは非常に悪いものが出てくるからです。(といっても目には見えませんが)
お口のにおいは人によってさまざまで、体調の悪い人はそれなりにとてもひどい独特のにおいがします。私の場合はそのにおいを嗅いだ後はかなり疲労感が出ることがありました。
つまり私自身がHSP体質であったために、歯科治療をしてゆくうちにあらゆる筋肉が緊張するようになり、生活習慣も決して悪くないのに、さまざまな臓器に不調が出てきたのだとわかったのです。
このようなことは治療をする先生の体質にもよりますが、治療家であれば少なからずあるはずでそれが敏感に感じるか、感じないで徐々に体にダメージを受けるか違いだと思います。
しかし、万全に体調を整えていても、治療を行うと私が具合が悪くなる一方で、患者さんの方は元気になってゆくので、HSPには癒しの力があるのだと考えるようになりました。
今は自分の体調をいかに維持するかを常に考え、自分がHSPと理解して患者さんと向き合っていくようになりました。とにかく自分の体調管理には相当気を使っています。
私の医院にいらっしゃる患者さんもHSPの方が多い傾向があります。
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