通販で物を買って思うこと

  通販で物を買って思うこと

院長ブログBLOG

2011.05.24
マネジメント

通販で物を買って思うこと

私は、以前ある通販会社から水を定期購入していましたが、1年ほど前にやめてしまいました。
その理由は、その会社が、あまりにもいろいろな物品販売を手掛け始めたからです。
多角経営はある意味では必要かもしれませんが、「関係あるの?」といったものまで売り始めると、水のクヲリティーを信じて購入していたので、ちょっと変では?
と思い始めました。
味もはじめのころとは違って落ちてきましたし、やたらと営業の電話がかかってくるようになったので購入をやめてしまいました。
やはり、きちんとした物を売り続けるには、単に多角化ではなく、本当に自分の会社の得意とするものだけを地道に販売を伸ばしてゆくのが最も確実な方法ではないかと思います。
それ以上あまり大きく手を伸ばさないというのも大切ではないかと思います。
歯医者さんでも同じことが言えるのではないでしょうか?
まず、虫歯をきちんととる
そして、長持ちする材料をきちんとした精度でいれる
最後にかみ合わせをその人に合った位置にきちんと合わせる
これをまずきちんとやるべきで、そこの腕を地道に伸ばしてゆくべきでしょう。
歯の機能に直接関係のない審美などは、実力が到達してやることが無くなったら、やるべきものではないでしょうか?
しかし、どんなに極めたと思っていても、必ずその上のレベルはあるものです。
そういった意味では、今の日本の歯科の白い歯や、漂白、インプラントのブームをみていると、先にやるべきことがもっとあるのでは?と思います。
しかし、これは患者さんもドクター側もともに勉強して成長しないとダメなのではないでしょうか?
「患者さんが望むからその治療をする」、というのもおかしな話ですし、そういったニーズに迎合するドクターも医療人としておかしいでしょう。
一方、「自分の望むとおりの治療をしてくれる」と喜んでいるのも少々考えなければならないでしょう。歯科治療は意外に奥深いものですから。

RECENT POST

CATEGORY

ARCHIVES