- 2011.05.24
- 咬合治療
思いもよらない負の蓄積
最近矯正治療によるかみ合わせの治療をしていて思うことは、「人間の体は負の蓄積をどんどん背負ってゆく」ということです。
これは大人ほどひどく、子供は比較的早く治すことが出来ます。
都心の開業歯科医だったので、ほとんどが大人の矯正を手掛けてきましたが、どうしても大人の場合、歪みの蓄積が多く、治療も時間がかかります。
私自身、小学校で治療を受けた歯の治療から、何度もした捻挫、打撲、これらがいつの間にかいろいろな所に筋肉のしこりを生んでしまい、その結果が様々な体調不良たっだ事に気が付きました。
歯の治療をしていて分かるのは、その歪みの蓄積を顎の位置や、首の変位で補っているらしいということした。
ですから、治療の過程の中で、かみ合わせを変化させてゆくと、体も変化してゆくから不思議です。
また、その蓄積が取れてゆく過程が、大体の人で同じということも分かってきました。(もちろん例外がありますが・・。)
もちろん歯の治療のせいばかりではなく、自分の習癖や、体に無理を与え続けたということも歪みの原因になったと思いますが、「少なくとも小さい頃にかかった先生がうまくかみ合わせを誘導してくれていたらこんなにまで悪くならなかったのに」、と思うのです。
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