- 2016.02.20
- マネジメント
医院における女性の役割
歯科医院はいわゆる女性が多い職場です。
ほとんどの場合院長以外は女性で構成さています。
実際医療の現場でも、医師以外の多くは女性で構成されていると思います。
これは女性が愛に満ち、無償の愛で包み込むことが出来る性質を男性より持っていることと決して無関係ではないと思います。
特に医療関係の仕事につく女性は愛に満ちていることが多いのではないか?と何人もの医療関係スタッフを見てきた経験で感じます。
たとえ医師や歯科医のように直接病巣を取り除いたりすることが無くても、隣にアシストしているだけで患者さんの痛みや苦しみを共感したり、分かち合ったりして、患者さんを癒してくれます。
私が以前手術で入院していた際、点滴をしていた手が動かせなくて、しびれて感覚完全に麻痺し、つらくてどうにもならなくなったことがありました。
そのとき、看護婦さんを呼ぶと「どうしてかな?」といって2,3回さすってくれましたが、それだけで痺れは無くなり楽になってしまいました。
そのとき、「ああ、看護婦さんが見えない苦しみの原因の何かエネルギーのようなものを取ってくれたんだな、申し訳ないな」と思っいました。そして、病院における女性はきっと自分を犠牲にしながら患者さんの苦しみを取っているのだとく感じ、感謝の気持ちにつつまれました。
われわれ歯科医師も、歯科衛生士も、歯科助手も、患者さんを治療することで、自分達にダメージを受けてしまう経験は決して少なくありません。
しかし、患者さんがニコニコして帰ってゆく姿を見るとそのようなことは一切消し飛んでしまいます。
男性の歯科医師の場合、意外にもはそのような影響を受けてしまっていることに気がついている先生は少ない気がしますし、気にかけるほど感性の高い先生はむしろ少数派です。
一方女性の場合は割りと感性が高い人が多いので、女性スタッフ達はその様なことに内心気がついていながら、毎日きちんと出勤してきてくれるわけですから、本当に女性と言う存在には男性には無い強い慈愛と自己犠牲の心を強く感じるわけです。
こう考えると、医院における女性スタッフには本当に感謝しなければならないし、医院経営事態が女性で成り立っていると考えても決して過言ではないといえるのではないでしょうか?
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